理学療法士と作業療法士の方で「自費リハビリを開業したい」という方が増えています。
そのような方に、ぜひ自費リハビリとパーソナルトレーニングを併用することをオススメしたいです。
両方やることで4つの大きなメリットもあります。
- 安定的な利益の確保
- 怪しい店からクリーンな店になる
- 自費リハからパーソナルに人が流れるシステムをつくれる
- もともとやりたかった運動指導ができる
一つ一つを深堀りしていきます。
目次
安定的な利益の確保
自費リハビリは基本高単価。
オープンしたら「お客様は来てくれる」という気持ちでいると痛い目にあいます。
自費リハビリは、リハビリの必要性や価値を知っていて【本当に必要な人】がくるお店になります。
逆に、健康的な一般の人に価値が分かりづらいです。
また、自費リハビリというワード自体が浸透しきれていないので
お客様もなかなか集まらない
↓
待ちぼうけ
↓
収益ゼロ
という構図は結構ありえると思います。
パーソナルトレーニングジムを併用し、自費リハビリよりも安価な価格で運動を提供することで、収益ゼロは免れます。
パーソナルで固定客を獲得し、安定的な収入を得ましょう。
怪しい店からクリーンな店になる
上記でも書いてますが、自費リハは一般の人からは価値が分かりにくいです。
その為、高額な怪しい店という印象を持たれます。
経験談ですが、自費リハビリの価格だけを記載したチラシをポスティングしたところ「あの店高いらしいね」と噂になったそうです(お客様談)
- 開業したばかり
- どんなお店かパッと分からない
- どんな人がやってるか分からない
- しかも高額
パーソナルトレーニングを併用すれば、その怪しさは取りやすいです。
一般的に、自費リハは何するところか分かりづらいです。
しかし、トレーニングジムは運動をする場所、と全員が理解できます。
また、お客様の分母が増えるので「たくさんのお客様が通ってる店だな。なら安心だな」と思ってもらえます。
自費リハからパーソナルへお客様が流れるシステムがつくれる
自費リハ→パーソナルに人を流し、継続的にお店を利用できる流れをつくることができます。
自費リハビリの目的は、
マイナスからゼロまでコンディションを戻すこと。だと思います。
すなわち、自費リハのみ提供していれば、ある程度回復したら「卒業」となってしまい、その方は、もう来なくなってしまいます。
そのような方を手放すのは惜しいです。
- このまま現状維持をしたい人
- もしくは体をプラスの状態まで持っていきたい人
- もしくはあなたのお店が好きだけど金銭的に続けられない人
ってたくさんいると思いませんか?
そのような人のために、新たな受け皿(=パーソナルトレーニング)をつくるとよいです。
自費リハの際に、お客様と信頼関係を作っていれば、卒業せずに高確率でパーソナルを継続してくれるでしょう。
もともとやりたかった【運動指導】ができる
パーソナルトレーニングジムを併用させることで「リハビリ指導」ではなく、「運動指導」を行えます。
それが結構楽しく、やりがいがあります。
理学療法士や作業療法士に、なぜその職業に就こうと思ったか?を聞くと、
「スポーツの指導に携わりたかった」と言う人は多いですよね?
私の主人も、もともと野球をしていて
スポーツ選手などのリハビリをやりたかった!と言ってました。
パーソナルは自費リハよりも健康的な人が多いです。そのためリハビリではない普通のトレーニング指導も行えます。
リハビリ指導ではない、運動指導は楽しいですよ。
集客時の注意点:体に悩みのある人を集めるべし
パーソナルと自費リハは、併用してもよいです。
しかし、お客様は誰でもオッケーというのはあまり良くありません。
あなたは、あなたの領域で勝負するべきです。
利益のために、知識のないダイエット目的の人などをいれるのは良くないです。
(筋トレが大好きで指導に自信があるならやってください)
自費リハビリでもパーソナルトレーニングでも、お客様の共通点としては
「体に問題や悩みがある人」とするべきです。
あなたの強みがしっかり生かされるポジションを獲得しましょう。
まとめ:併用は良いことばかり
自費リハビリを開業するのはオススメです。
そして、パーソナルトレーニングを併用することはもっとオススメです(笑)
- クリーンなイメージの確保
- 安定的な収入の確保
- 受け皿の確保
- もともとやりたかった指導
併用することで、これらのメリットを得ることができます!
金銭的な問題においても、
ゴリゴリのマッチョを目指す筋トレ指導をしない限り、揃える物品も同じです。
当店で実際に購入したものの詳細記事を作成しています。作成したらまたここに載せますね。
以上が今回の記事でした!
自費リハビリだけを開業しようとしている方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。