個人的な意見のお話です。
Twitterをさせていただいています。
Twitterでは主に開業したい方へ向けて有益になる情報を発信しています。
夫は理学療法士です。
夫婦でパーソナルトレーニングと自費リハビリ施設を運営しています。
今日は、いつか開業したい!と思っている理学療法士や作業療法士の方、いっそ医療従事者に向けてお話をしたいと思います。
テーマはタイトルにもあります、
【いつか】開業したいはNG。1年以内に始めようかな?と思わせよう、という話です。
私や主人も、お互い昔から起業願望がありました。そのため、起業したい方の気持ちはよく分かります。
- このまま雇われるだけの人生は嫌だ
- 自分の実力を試してみたい
- 色んなことを学びたい
- とにかく稼ぎたい
- 社長、代表という響きに憧れる
理由はこんな感じが多いのではないでしょうか?
実際に、開業してから非常に多くの人から
と言われることが多いです。
個人的には、そのような方のためにブログやTwitterをさせていただいてます。
しかし、同時に疑問も湧きます。
「なぜ【いつか】開業したいなの?」という点です。
目次
あなたは【いつ】開業できるのか?
あなたが開業したい日はいつでしょうか?
あなたが開業できる日はくるのでしょうか?
なぜ人はすぐ開業しないのか?自分なりに考えてみました。
- 知識や経験が十分ない
- 開業するお金がたまってない
- 準備が整っておらず起業する自信がない
今のあなたはこのような状態にありますか??
全てがタイミングよく整う【いつか】は永遠に来ない
残念ながら、
これらがタイミングよく全て揃う【いつか】は永遠にきません。
ただし、自然に揃わないだけで、【自分で日にちを設定】することは可能です。
むしろ、上記の3つが全て揃わなくても開業はできると感じています。
これを見ると「ん?意外と開業できるんじゃない」と思うはずです。
知識や経験→それだけ求められるわけではない
もっと知識や経験を積んでから開業しようと考えていませんか?
知識や経験があることで、お客様への指導がうまくいく。これは概ね間違いありません。
しかし、知識や経験だけが優れていればお店が成功するわけではありません。
知識や経験がある = 経営OK
この方程式はイコールではないのです!
お店を運営するということは、知識や経験以外のスキルが圧倒的に必要です。
私達が運営してる、
パーソナルトレーニング・自費リハビリのお店の業務内容をあげるのであれば
- 接客
- 電話対応
- 集客活動
- お客様への説明
- アフターフォロー
- パソコンスキル
- 経費などの管理
- お客様への運動指導
ざっくり言っても、このようなものがあげられます。
実際に、知識や経験が必要な運動指導はほんの一部でしかありません。
あなたが外食で訪れたお店が
- 料理が美味しい
- 料理人も知識が豊富
だけど、
- 予約したのに予約が入ってなかった
- それについて謝罪もない
- オーダーしてから提供までの時間がめちゃくちゃ長い
- 食べてる間ずっと料理人がうんちくを押しつけてくる
- しかも、うんちくが専門用語使いすぎて理解不可能
みたいなお店だったらどう感じますか?
もう一度行こう!ってなりますか?
なかなか難しいですよね…。
あなたの専門的な知識や経験は、経営の中ではほんの一部でしか発揮されません。
むしろ、あなたの人間性や戦略などの方が、大切なのです。
知識や経験がある店はたくさんあります。似たような経営理念の店もあります。
しかし、その条件の中で、
- 自分しか出来ないサービスを考える
- とことんお客様に喜んでもらう
- 分かりやすい説明を心がける
などの、+αを考えて提供する。
これが選ばれる店です。
知識や経験が足りないから開業を後伸ばしにしているのであれば、考え方を改めましょう。
お金→開業が本気なら貯めれる
お金がないから開業できないという人。
正直、開業にあたりお金は必要です。
今すぐに貯金しましょう。
先日、このようなツイートをしました。
https://twitter.com/fujimaru50/status/1232101336272916480?s=19
やはり、融資を受けたいのであれば
ある程度は自己資金を貯めて【信頼できる人】という実績をつくらないといけません。
今度の給料から、早速貯金を開始しましょう。使って余ったら貯金!などと甘いことは言わず、定期積立貯金をしていきましょう。
ちなみに、お金か貯めらない。という人はぶっちゃけ本気で開業したいわけではないと思います。
自信→開業して始めて満たされるもの
「いっぱい考えて準備して、自信がついてから開業しよう」
と考えてる方も多いでしょう。
準備に時間を費やすのは良いことです。しかし、いつまでも完璧だ!と満たされることはありません。
また、開業前には完璧だ!と思っていたことは、あくでも【開業前のあなた】が考えた完璧なんです。
開業したら、もっと良い具体的な内容が思いつくこともあります。
ちょっとした例ですが、
私たちは開業前に名刺を作りました。
作成時は「いいね〜!完璧だね」と話してましたが、開業すると問題点や改善点があれよあれよと見つかりました。
- 携帯番号を載せたほうが良かった
- 何の店をしてるかパッと分からない名刺になってた
- ホームページのURLがない(笑)
え?って思う内容ですが、
作成時は気付かず完璧!と思ってました…。
こういった一つ一つの事例を改善して磨いていく。
すると少しづつ自信がついてきます。
自信は開業してから徐々に溜まり、満たされていくものです。
まとめ:1年以内に開業しよう!【期限を設けて動け】
それぞれを加味したうえで言います。
【1年以内に開業しましょう!】
1年以内が無理な場合も、自分で「35歳になったら」「3年後」など、具体的な期限を設けて動いた方が絶対にうまくいきます。
理学療法士や作業療法士は開業しちゃダメという、変な話を真に受けている今がチャンス。
正直、今なら開業する分野次第で「パイオニア」になることもできますよ。
万一失敗したとしても、今のあなたの状態(=雇われる側)に戻るだけです。
別に戻っても良くないですか?
怖いこととかありますか?
私たちは、万一稼げなければ深夜のアルバイトをしよう!もやしを食べて生きよう!親のスネをかじろう!
と覚悟を決めて開業しました。
あなたはどうですか?
飛び込む勇気が一番大切。
飛び込む勇気があなたを変えます。