リピーターづくり、ファンづくりのオススメの本は?
そういった方の人数が多ければ多いほど、
ある程度の売上の見込みが立つので安心して営業ができます。
売上をアップさせるには、集客も大切です。
しかし、
一度来ていただいたお客様に再度来ていただくこと。
そして当たり前のように継続して来店してくれる、
リピーターづくり、ファンづくりをすることが大切だと感じています。
今日は、私が今までに読んだ
リピーターづくり、ファンづくりに関する本を6冊厳選しました!
中には、パーソナルトレーニングジムの話ではなく、整体やビューティー系(美容)に関する本もありますが、これらは販売方法が似ているため参考になります。
目次
1)ファンベース:佐藤尚之(さとなおさん)
佐藤尚之さんの「ファンベース」(ちくま新書)です。2019年2月に発売されました。
お店のことをすでに知ってくれている人。お金を使ってくれているファンこそ大事にしましょう!という内容。
少数のファンが売上の大半を支えてくれている。
そのファンから得る売上(土台)をしっかり確保しつつ、新たに新規顧客を得ていったり新しいことにチャレンジしていきましょう。という考えです。
どうすればお客様がファンになってくれるのか?具体的な方法と、実践した会社の例も書いてあります。
佐藤尚之「ファンベース」がとても面白い。ある商品の消費者の20%がファンで、彼らが全体の売り上げの大半を担っているという観点から、いかにファンの期待に応えていくかを考える、という趣旨。「信じること」を提供するという意味で、ビジネスのライトな宗教化と言えて、面白い。
— 東畑 開人 (@ktowhata) December 27, 2018
2)熱狂顧客戦略:高橋遼
高橋遼さんの「熱狂顧客戦略」(翔泳社)です。こちらも比較的新しく2019年2月に発売。
基本的な内容は、上記で紹介した「ファンベース」と似ています。
お客様を熱狂顧客(コアファン)にして一緒にお店を経営していきましょうという内容です。
「熱狂顧客戦略」という本を読んだんだけど、ファンというキーワードから推しの話になる流れ、あまりにもスムーズでした
— ナユ (@nayucolony) April 16, 2019
3)応援される会社 熱いファンがつく仕組みづくり:新井範子
お店が大好きなお客様は、
お店の商品やサービスを受けることだけでは飽き足らない。
「この店に何かをしてあげたい!」と思い、お客様自身がプレイヤーとしてお店を支えていってもらう。
4)いつもリピーターで予約がいっぱい!”地域一番”繁栄店の接客術:安東久美
安東久美さんの「いつもリピーターで予約がいっぱい!地域一番繁栄店の接客術」(同文館)です。
リピーター率80%を整体院を運営している著者が書いた本。
整体院ではない!というお店でも、お客様との接し方を学ぶために読んで欲しいと思います。お客様への接し方や心の開き方など「心配り」に重点を当てた内容でした。
コミュニケーションの大切さは日々痛感しておりますが、こちらの本を読ませていただいて、自分の気配りや心配りの足りなさ、一方的なコミュニケーションを思い知らされました。
何度も何度も読み直しました。
読めば読むほど、勉強になります。
まだまだこれから先、学ぶための経験をしっかり積んでいかなくてはいけませんが、この本のおかげで、伸び代が増えた気がします。
痛みの治療だけでなく、お客様の心の支え、お客様に寄り添い、共に歩んでいける治療家になりたいと心から思いました。
おすすめです。
5)最新版 お客様がずっと通いたくなる小さなサロンのつくり方:向井邦雄
向井邦夫さんの「最新版 お客様がずっと通いたくなる小さなサロンのつくり方」(DOBOOKS)です。
こちらの本ですが、
覚えやすい店名のつけ方、オープン前の集客方法など、お店をオープンする前に読んでおくといい内容も多数あります!
お客様に喜ばれる「ささやかな」「小さな」仕掛けづくりについて書かれています。
お金をかけなくても、大々的なイベントを計画しなくてもできる
日々のアイディアがたくさん詰まっており、大変勉強になる1冊です!!
内容の質と、著者の高い文章力(読みやすさ)、
また、図解・イラストがあることにより、
時間を忘れて読み進めることができました。
読めばわかりますが、多くの経営解決策を得られます。
特にP144は、経営者の心構えとして、
どの業種の経営者も、早めに読んでおかないと、損を続けてしまう内容と感じました。
6)同じお客様に通い続けてもらう!10年顧客の育て方:斎藤孝太
斎藤孝太さんの「同じお客様に通い続けてもらう!10年顧客の育て方」(DoBooks)です。
この本では、小規模のお店だからこそできる、お客様一人一人のきめ細やかな対応について説明されています。
また、この本は「スタッフとのチームワーク」についても多く書かれています。
丸々1章、スタッフとのやりとりの方法ついて書かれており、
スタッフと連携することの大切さを説明されています。
「この店の、この人いい人だな」ではなく、
「この店のスタッフは、みんないい人だな」という考えになりますよね!
まとめ:お客様をファンにしてお店を支えてもらおう
ファン化、リピーター化は根気がいる作業です。
そもそも、集客の段階から考えていくのであれば
見つけてもらう
↓↓↓
選んでもらう
↓↓↓
来店してもらう
↓↓↓
何度も足を運んでくれるリピーターにする
↓↓↓
ファンにする
↓↓↓
コアファンにする
と、かなりのステップが必要になります。
気が遠くなりますが、自分にできることを精一杯やっていきましょう。
自分では考えもつかない「当たり前のこと」が、
お客様にとっては「してもらって嬉しいこと」になりえます!
本には、そんな些細な気付きやアイディアがたくさんあるので、
ぜひ参考にされてください。
ファンづくり、リピーターづくりの本は今後も継続して読んでみます。
みなさんも、参考になるので読んでみて下さい。