こんにちは!
今日は、体組成計(たいそせいけい)についてのお話です。
体組成計とは、
体重や体脂肪率だけではなく体のいろんなことを測定してくれる
体重計の豪華版みたいなものです。
有名なところで言えば、
タニタ、オムロン、InBody(インボディ)が体組成計を出しています。
当店が置いてるのは、InBody270というもの。
InBodyの中では一番価格が安いです。
折りたたむことができるので、持ち運ぶことができます!
当店では、たまにサッカー教室などに持っていって測定会もしていますよ!
そして、下にあるのがInBody270の結果用紙です。
↓↓↓↓
InBodyは電源(コンセント)が必須。
プリンターと接続することで印刷ができます。
今回はお店に体組成計(InBody)を設置して感じた
メリットとデメリットをそれぞれ3つずつ紹介します。
目次
メリット:悩みや課題が一目で分かる
(1)数値化と視覚化ができる
メリット1点目は「数値化」と「視覚化」です!
例えば、
と言ってジムに来られたお客さんがいるとします。
当店ではよくある会話です(笑)
このお客様。
ご自身でも太ったという自覚がありますが、
あくまでも感覚で話をしています。
そこで、お客さんにInBodyを測定してもらいます。
そして、下のような結果を見せることで…
…という風にお話することができます。
「数値化」…実際に数字を提示してあげる
「視覚化」…感覚での話ではなく、見せてあげる
この2つが非常に大切です!
中には、結果を見て落ち込む人もいます。
しかし、
と、お客様を鼓舞し、運動を促すことができます。
(2)運動のプログラムが作成しやすくなる
体組成計を導入することで、
どこの部位のトレーニングを中心に行えばいいかがすぐに分かります。
あなたが下のInBodyの結果を見て、
お客様のどこを改善しないといけないか、分かりますか??
↓↓↓↓
このお客様の場合は
- 下肢(足)の筋肉が少ない
- お腹の筋肉が少なく、代わりに脂肪が多い
という結果が見られるので、足とお腹を中心にトレーニングを行えばいいのです。
また、それをお客さんも見ることができるため
一緒に相談しながら運動のプログラムを作ることが可能です。
ただ、来店して運動を教える!というジムよりも、
お客様と体組成計の結果を見ながら
しっかり悩みを伺い、
目標を設定し、
運動のプログラム(どこを中心にトレーニングをするか)を考えることができるのです。
(3)お客様に安心感を与えることができる
メリット3点目はお客様に安心感を与えることができる!です。
初めて来店されるお客様を想像してみてください。
最初からあなたを知っていて、入会する気マンマンで来られる方も中にはいるでしょうが、
全員がそんな人とは限りません。
ほとんどの方は、
「効果はあるのか?」「どんな人が運動を教えてくれるのか?」といったように、
半信半疑であなたのジムに来られます。
基本的にパーソナルトレーニングは高額です。
お客様にとっては大金を出すわけなので、
どんな人にお金を払うのかをしっかり見定めて、安心できる人に託したいと思っています。
そんな半信半疑の中、
トレーナーが適当にカウンセリングをし、お客様の話をろくに聞かず
…と言ったらどうでしょう???
となりそうですよね(笑)
体組成計があると、トレーナーも適当なことは言えませんし、
お客様もトレーナーがテキトーに勧誘していないのが分かります。
先程のメリット2点目でもあげましたが、
お客様と体組成計の結果を見ながら
しっかり悩みを伺い、
目標を設定し、
運動のプログラム(どこを中心にトレーニングをするか)を考えることができるのです。
ここの手順をしっかり行うことで
結果的に、ジムに入会してくれる人が増えます。
デメリット:そんなにすぐ数値に変化がない為、人によってはモチベーションが低下する
(1)再計測時、結果次第でモチベーションが下がる場合がある
デメリットですが、
数字ですぐに変化が見られない為、モチベーションが下がる
ということがあげられます。
運動を教えるトレーナーの立場なら、
運動に即効性はない!!!!!!
すぐに筋肉はつかない!!!! すぐに痩せない!!!!
こんなことは周知の事実ですが、
お客様が運動初心者であれば話が違います。
今まで全く運動してこなかったお客様は、
「運動したらすぐに体が変わる!」と思っています。
また、体重は比較的変化しやすいので、
体重が減ることで「筋肉もすぐにつくかな!」と誤解します。
そんな中、
初回からあまり変化のない体組成の結果を見たらどう思うでしょうか?
と言ってくる(もしくは心の中で思ってる)人が大勢です。
そして気分は沈み、暗いムードがジム内に漂うのです。
(2)トレーニング内容やお店自体を疑われる可能性がある
その際に、きちんとお客様へ説明ができないと、
結果的にお客様がお店に対し不信感を持ってしまいます。
これがデメリットの2点目です。
そう感じてしまい、ひっそりとジムを退会してしまう人もいるでしょう。
中には悪いことを知り合いに言いまくったり、
ネットの口コミで悪評判をつける人が出てくるかもしれません。
そうならないように、自分自身が普段から体組成計について学び、
しっかり説明できるようしておくことが大切です。
そして、お客様に段階を踏みながら
運動や筋肉、ダイエットなどに対する「知識」をつけてあげましょう。
(3)費用が高い=オムロンやタニタがおススメです
デメリット。
最後は、やはり価格が高いという点です。
個人的にはInBodyをおススメしていますが、
結構なお値段なので気軽に購入することは難しいです。
(ちなみにInBody270は希望価格75万円です…汗)
オムロンやタニタの体組成計であれば比較的安価で購入できるのでお勧めです!
(1万5000円~5万円くらいで購入できます)
まとめ=デメリットよりメリットの方が大きい。体組成計の見方を学び、お客様に知識を与えましょう
個人的には、ジムに体組成計を導入するのをおススメします。
理由は簡単。
デメリットよりも遥にメリットの方が大きいからです。
視覚化・数値化できる体組成計があるだけで
お客様へのアプローチもグッとしやすくなりますよ!
導入すると決めたなら、
体組成計についてしっかり学び、
説明する流れをしっかり考えておきましょう!